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OAC 社団法人 日本広告制作協会
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■わざラボ!パワーアップグラフィック講座2014

わざラボ!2014 第2回の開催報告
わざラボ!【紙】レポート
開催日 2014年10月17日(金)
場所 特種東海製紙さん
2014 年度 「わざラボ!」第二回目は「紙」です。
昨年に引き続き、静岡県の三島市にある、柿田川公園・特種東海製紙さんの製紙工場と紙の博物館「Pam」へ、まる一日かけて訪問しました。

朝8時に神保町に集合、観光バスでまずは静岡県の三島市にある「柿田川公園」へ。
ここの湧水は、富士山の雪解け水が30年かけて濾過されて、一日100万トンも湧き出ています。明治以降、この一帯にたくさんの製紙工場が建設された所以となっているところです。滾滾と湧き出る富士山の恵みを見ながら、ボランティアの方のお話を聞いて、みんな感慨深げに散策をしました。
透き通るような清流の柿田川
こんこんと湧き出る柿田川湧水
ボランティアで湧水を守る地元の方の説明を聞く
公園内を散策
柿田川公園・泉の館で昼食
昼食後、特種東海製紙三島工場へ。工場内は残念ながら撮影できませんでしたが、ファンシーペーパーの製造工程を見学しました。
工場のラインが轟々と稼働しているので、各自ワイヤレスイヤフォンを装着して担当の方に案内をして頂きました。原料となるパルプ原紙を巨大なミキサーで粉砕し、インクと各種薬品を調合した後に、多量の水と一緒に巨大な紙すき機から乾燥、エンボス加工、そして全紙に裁断され包装されるまでの厳格な品質管理のもと、オートメーション化された長大なラインを見学しました。

質疑応答の後、すぐ近くにある紙の博物館「Pam」を見学。ここは、社名のとおり戦前から特種紙を開発製造してきた特種東海製紙の歴史館です。私たちの生活に欠かせない紙製品を収集してあり、日本の工業発展に紙はなくてはならない存在であり、また紙の多彩な可能性を改めて認識させられる思いで、参加者は熱心に見学をしていました。
紙の博物館「Pam」の見学。全面ガラス張りのお洒落な建物
収蔵ケースとショウケースには特種東海製紙の「紙」の歴史が詰っています。
東京オリンピック開会式のチケット
色鮮やかなファンシーペーパー
微妙な色調差テストにチャレンジ
最後にみんなで記念撮影。
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