
6月 輪島市民まつり
6月の第 1 土曜・日曜にマリンタウン会場と總持寺会場で開催される「輪島市民まつり」。門前地区の小学生による鼓笛演奏パレードや、輪島地区の保育園児による遊戯をはじめ、さまざまなプログラムを毎年心待ちにされる方も多いことでしょう。今年も多彩なプログラムで開催が予定されています。ぜひご来場ください。
《制作クリエイター》
下山 美羽(株式会社日庄プラスワン)

5月 白米千枚田
棚田は全国各地の山間部に数多く残る日本の原風景ですが、 直下の海に迫り出すように広がる臼米千枚田はほかではあまり見られない、 輪島ならではの貴重な風景です。 震災と豪雨により田に亀裂が入ったり、 取水口が壊れるなどの大きな被害を受けましたが、 2025年には全体の1/4にあたる約250枚に田植えが行われました 。
《制作クリエイター》
井橋 杏樹 (株式会社博報堂プロダクツ)

4月 アテの木
輪島市の木「アテ(能登ヒバ)」。アテの漢字は「档」。辞書を引くと記録文書・支え棒などと出てきます。輪島漆器の木地などの需要が増えるにつれて、市全域で造林が盛んに行われました。強い抗菌・防腐効果を持つ成分ヒノキチオールが多く含まれるため、住宅建材や箸、家具、積み木、楽器などの用途にも使われています。
《制作クリエイター》
松島 みなみ (株式会社たきコーポレーション)

3月 雪割草
猿山岬灯台周辺などに群生する可憐な花、雪割草は翰島市の花。花言葉は「忍酎」や「期待」。厳しい環境を乗り越えて咲くその姿に由来しています。3月下旬、雪解けに合わせるかのように薄紫や白、赤など色とりどりの花を咲かせる姿は、これからの輪島を象徴するかのよう。季節はまもなく春を迎えます。
《制作クリエイター》
和地 未帆 (株式会社日庄プラスワン)

2月 犬の子まき
輪島市内にある曹洞宗のお寺で2 月15 日から3 月15日にかけての法要「涅槃会(ねはんえ)」後にまかれる団子、犬の子。
北陸各地では丸い形が一般的ですが、輪島ではお釈迦様が臨終の際に駆けつけたとされる犬や鳥、蛇など、十二支の動物の形をしています。早春の風物詩でもある犬の子まき。これからも守り継がれることでしょう。
《制作クリエイター》
入江 桧 (イラストレーター)

1月 アマメハギ
囲炉裏やコタツに当たっているときにできるアマメ(火だこ)を「怠け者はおらんか」と剥ぎ取りにかかるアマメハギ。
能登地方に古くから伝わり、家庭の災厄を払う願いも込められた正月行事「アマメハギ」は、2018 年に「来訪神 仮面・仮装の神々」としてユネスコ無形文化遺産に登録されました。新しい1年の始まり、今年は良い年にしたいものです。
《制作クリエイター》
村松寿哉 (株式会社明治アドエージェンシー)