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THE ORGANIZATION OF ADVERTISING CREATION
OAC 社団法人 日本広告制作協会
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■事業報告と計画 →2016年度事業報告はこちら

【2】2017年度事業計画

2017年4月1日〜2018年3月31日

公益社団法人 日本広告制作協会
理事長  鈴木 清文
運営方針
本年度は新たな体制の船出の年となります。従来の中部・関西の枠組みを外し、広く国内全域へ本協会の主旨や取組みを一本化していくことになり、また会員の皆さん1社1社の健全な運営のための情報発信に努め、更なるOACの新しい魅力づくりを推し進めます。
  1. 「地域」と「こころ」の活性化
    デザインのチカラで日本を元気に!

    クリエイティブ・ボランティア活動(クリボラ)では、地域コミュニティの再生・復活を目指し、「銭湯」に着目。減少する銭湯文化やコミュニティづくりに向けてクリエイターが取組みます。また、6年目を迎える岩手県大槌町でのカレンダー事業は、地元の子どもたちのチカラを最大限に引き出し、ふるさとを想う気持ちを育みたいと考えています。また新たに「想いを伝えるカードデザイン大賞」を計画。老若男女問わず、様々な「想い」を紙に託し、表現してもらいます。
  2. 小・中学校教育支援
    クリエイティブ思考を持った人材の育成

    子どもたちに寄り添い、そして情熱をもって授業に取り組む。2017年2月28日に急逝された教育支援部会部会長、黒須治さんの遺志を引き継ぎ、出前授業には今後も注力していきます。どうぞ、皆さまのご協力をお願いいたします。また、3年連続して行ってきた「教育シンポジウム」は、全国から多数の参加者の来場をみるようになり、今年度も新しいテーマでの継続を考えています。
  3. OAC若手会員の積極的参加の向上
    次世代を担う人材の育成

    東京・大阪・名古屋で継続している「CREATOR FEST」はもとより、OACの次代を担う人材の積極参加を各会員社に求め、常に変化に対応する組織としての強化を図ってまいります。
  4. 会員にとっての新しい魅力づくりに向けて
    OACブランドの向上

    今年度は、まず既存会員にとって更に魅力的で有益な組織となるべく、経営に役立つ諸情報、労務上の最新情報などのタイムリーな発信、また会員各社の強みなどの開示により、会員社相互の支援体制の強化などに努めてまいります。その上で、新たな仲間を募り、OACとしての経営基盤を強化し、広く当協会の意義・魅力をアピールしてまいります。
わくわく創出部会
担当理事 木下 幸弘
担当理事 小山 一博
部会長  青山 泰弘
わくわく創出部会は、各部会や地域、そして広く一般の方とのつながりでコラボレーションしていく「OACリンク」の更なる活性化を目指し、社会のニーズに沿ったテーマ設定を行い活動していきます。
  1. 「想いを伝えるカードデザイン大賞」の企画・実施に向けて
    IT化やライフスタイルの変化に伴い、ハガキや封書でのコミュニケーション機会が減っています。スマホと常に接している若い世代にとっては、便利になった反面、相手の気持ちに寄り添えないコミュニケーションミスも発生しています。そこで、大切な人の大切な日に、届けたい想いをカードに込め、ぬくもりのあるコミュニケーションの広がりを私たちは期待します。カードを贈る文化とその価値を再認識し、広く多くの方々が、誰かを想うコミュニケーションを考える機会となるよう、推進します。
  2. 「わくわくソリューションラボ」
    様々なテーマでクリエイターの技術や知識の向上を目的に開催している「わくわくソリューションラボ」。今年度は、名古屋・大阪での開催も検討しています。「デジタルプリンティング」・「自社開発商品の現状と課題」・「Webソリューション」・「映像・撮影」など、課題解決に向けたテーマを設定し、実行していきます。
  3. 「CREATOR FEST」
    次代を担う若手クリエイターが会社の垣根を越えて互いに刺激し合う「CREATOR FEST」。名古屋・関西など地域開催も軌道にのり、4年目を迎えます。今後はより多くの方が集える場として、内容の再検討をしつつ継続していきます。
  4. 会員社との連携
    わくわく創出部会は、制作会社と制作過程で関わりのある企業と合同で運営しています。その両者がもっと繋がり、もっとメリットを感じる仕組みを模索したいと思います。幸い部会には多くの会員が参加し、毎回議論も活発です。ここでの繋がりが、新たな可能性を生んでいます。今年度も多くの方の参加を促しつつ、課題の抽出から、その解決に向けた取り組みを継続していきます。
クリエイティブ部会
担当理事 井上 博教
担当理事  鍬形 治
部会長 宇垣 恵一
クリボラで5年間続けた大槌町カレンダー制作は一区切りとし、本年度はテーマを変えて以下のように取り組みます。太い絆ができた大槌町については地方創生としてコミュニティ構築や教育の支援を行います。またOAC会員社のクリエイターがよりクリエイティビティを発揮し、それぞれが切磋琢磨できるような活動、会社の枠にとらわれずOACのクリエイターとしてどのような活動ができるのか、チャレンジします。
  1. クリエイティブ・ボランティア活動「クリボラ」
    クリエイティブの力で社会貢献を「銭湯へGO!」年々希薄になる地域に根差したコミュニティ。いま減少傾向にある「銭湯」にはそんな地域のコミュニティがありました。今回の「クリボラ」では、銭湯文化や銭湯でのコミュニティ再生を応援する、クリエイターによるポスターや動画の制作を行います。対象は全国の銭湯。OAC会員のみならず、多くのクリエイターの方々に呼びかけていきます。
  2. 地方創生・支援
    大槌町コミュニティ総合支援室と連携して「おおつちコミュニティプレイス」の活動の支援、地域コミュニケーションの活性化などコミュニケーション・デザイン力が必要とされる支援を実施。2017年2月に開催されたデザイン講座を第一回としてセミナー、コンサルティング等の現地の要望を踏まえた活動を実施いたします。大槌町で好評の子供達との制作活動は、カレンダーを中心にコラボレーションを行い教育支援の一助となるべく努めます。
  3. 「見えない貧困」子どもたちを取り巻く環境にクリエイティブのチカラで何ができるか
    今年度のクリボラを企画するにあたって、このようなテーマ案もあがった。実際にシングルマザーの支援団体を訪ねると、「運動会でシングルマザー(母親)が子どもと一緒に競技に参加すると誰も写真を撮る人がいない、そんな悩みも聞こえています」とのこと。聞いてみなければ分らない現実。そこから何が出来るか、模索していきたいと思います。
経営部会
担当常務理事 佐藤 文則
担当常務理事 佐藤 昭一
部会長 杉谷 一郎
2016年は激変の年になりました。イギリスの「EU離脱」、アメリカの大統領選挙、世界の政治や経済に翻弄される一年でした。そしてVR、ARを駆使したクリエィティブの環境変化はめざましく、更にはメディアの多様化も著しく進化を遂げました。加えて「IoT」の活用による産業構造の変化、私たち広告制作会社が事業進化を遂げるには、これらのテクノロジーが切り離せない状況になりました。それらにどう対応して行けば良いのか、今年度も会員社の「課題解決」を経営部会の活動テーマにしようと思います。
  1. 広告制作会社の事業進化の可能性を考える。
    1)私たちを取り巻く最新テクノロジーの研究
    皆様の生活の中で切り離せなくなった「IoT」が新たなビジネスモデル構築の機会になるのではないでしょうか。それを経営者として学び、今後の事業進化に繋げる可能性を探ります。
    2)働き方改善についての取り組み
    大手広告代理店の社員の長時間労働が社会的問題になりました。デジタル化による広告制作環境の変化や長年の労働習慣による長時間労働について、クライアント、広告代理店、制作会社の三者で働き方改善の解決に積極的に協力して生き生きと働ける環境創出を目指します。
  2. 魅力的な部会活動の継続。
    1)「オープン・セミナー」の開催
    最先端のクリエイターやVR、ARを駆使した広告実例や最新技術情報の学習、また毎回好評の企業宣伝部キーマンから広告主サイドの戦略を聞くセミナーを開催します。
    2)「経営者のためになる部会勉強会」の開催
    ミスを未然に防ぐための対策、次世代への事業継承対策、日本で唯一、OAC独自の「総合賠償責任保険制度の普及」等、様々なテーマで広告制作会社経営者のための部会を関西、中部地域を交えて企画・運営致します。
教育支援部会
担当理事 佐藤 良仁
担当理事 澤野 誠人
担当理事 溝川 誠司
クリエイティブ思考をもった人材の育成に向けて
  1. 小・中学校支援授業
    子どもたちに情熱をもって接し、そして常に子どもたちに愛情をもって寄り添う。OACのクリエイティビティ=専門性を教育の現場に活かし、「学力」だけでなく、本人の「生きる力」を伸ばすことを今年も継続していきます。
  2. 教育シンポジウム
    昨年度は「創造性を考える教育シンポジウム」と銘打ち、全国各地から参加されるほどに成長してきました。アンケート結果でも継続を願う声が多く、関心の高さを物語っています。今後も美術教育に特化することなく、乳児期・幼児期・児童期・思春期・青年期・社会人といった成長段階、また家庭・学校・社会などの環境など幅広い視点でクリエイティブ思考の重要性について取り組み、参加される方が、教育や社会の現場で実施できる刺激やヒントを提供できたらと考えています。
  3. 学生対象コンテスト
    昨年度初めて課題提供企業を募り実施した「学生広告クリエイティブアワード」は、全国から多数の応募をいただきました。本年度も同様に課題提供企業を募り、学生がより現実的に広告に取り組む機会とします。「アイデアで社会をより良くするコンテスト」も昨年度は多数の応募をいただき、活況でした。今後は、優秀と認められたアイデアを実現につなげる方策を模索していきたいと考えています。
  4. 「グラフィック&デジタルProがProを鍛え上げる講座」(全8回)
    昨年度、著作権のパートなど新分野も取り入れました。今年度もより実践的で、社内では得られにくいテーマを身体に染み込ませる内容にしていきます。
  5. 賛助会員校ならびに制作会社支援
    中途採用に関する制作会社のニーズと賛助会員校の現状をどうマッチングさせるか。今年度の重要課題として取り組んでいきます。
広報委員会
担当理事 梶原 鉄也
公益社団法人日本広告協会(OAC)の広報委員会の機能と役割は、私たちOACの使命と、それに基づいた活動を、協会の内外に正しく発信して、OACが持つ価値の更なる向上を目指すことにあります。その取り組みの一環として、広報委員会としてはWebサイトの情報発信フロー構築に取組んで参りました。OACとしてのニュースや告知、各部会の活動情報の更新速度とその頻度を高めることで、会員社、会員学校が積極的に利用することを促し、OACのサイトが情報交流の場として、活発に機能することを目的としています。
  1. Webサイトリニューアル
    クリボラ事業や教育関連事業、セミナーやワークショップの開催など、各部会の活動に関する、告知・案内・レポートという機能を、より向上させるための新たなサイトの在り方やデザインを模索していきます。OACのWebサイトが、正しく「顔」として見られ、「窓」として機能し、「広場」として集えることが、OACの価値向上に大きく貢献できると信じます。
  2. 理事会・各部会との連携
    上記の通りにWebサイトのリニューアルを目指すということは、一義的なデザイン改訂ではなく、その構成や設計コンセプトにはOACとしての理念や目的、活動の意味や志が深く関わる課題だと認識しています。「将来課題を検討する委員会」や「労務委員会」の発足を始めとして、OACは、今まさに新たなステージを目指した変革期に入ろうとしています。Webサイトの新たな構築は、こうした動きと密に連携を図りながら進めて参ります。
  3. 既存会員の継続と新規会員の獲得
    以上の考え方に基づき、情報発信と相互の交流を活性化させることの目的としては、やはり現会員の納得や満足度向上であり、それは同時に入会メリットとして新規会員へのアピールとなる筈です。広報活動を通じて、各部会の活動の付加価値を高め、今後はWebサイトに止まらず、SNSの活用、さらにはWebマガジンの配信も視野に入れ、会員社(校)のみならず、広く社会に対して、我々の活動をアピールする方策の検討も始めていきます。
情報交流委員会
担当専務理事 野ア 幸雄
会員相互の情報交換、情報共有のための「有意義な場」づくり、また会員社同士の「コミュニケーション・デザイン」ビジネスの補完のために効果的な演出、実施をしていきます。また、会員外の団体、法人、個人との交流を図り、当協会の拡大発展へ向けて活動を進め、国際化へのステップも併せて目指します。
  1. 「総会懇親会」、「新年賀詞交歓会」の開催
    〜明るく、楽しく、品位を持って〜
    会員及び会員外、外部団体、関係者との情報交流会を実施します。
  2. 新会員歓迎「OACビジネス交流会」の開催
    〜形式や格式より実質へ〜
    昨年度1年以内に入会された会員社を中心に全会員社の方との交流会。それぞれの会社PRやワンポイント・メッセージなど各社それぞれの個性を自由にアピールできる場。そしてOACの新・旧会員社同士が一同に会してお互いの理解を深めることのできる、絶好の場にしていきます。
  3. 広告団体連絡会との定期的交流に参加
    業界23団体が加盟する広団連は、年5~6回の報告会を開催。各団体間の親睦・協力を図り、団体会員者間の情報交換、事業的コラボレーションを促進する交流会です。
【協会有志による活動】
「セブンティーズクラブ」年2回開催
協会に功労された70歳以上の会員及びOBの方々との親睦、情報交換会。
「ローボノ支援隊」
OBによるOAC事業をサポートするプロボノ活動。
【11】2017年度 予算書

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